厚生労働省は24日付で、新薬11成分17品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬2成分2品目、注射薬6成分12品目、外用薬3成分3品目。原価の開示度が低いのを理由に、ファイザーの免疫抑制剤「アトガム点滴静注液」など2品目に加算係数ゼロ、1品目に加算係数0.6が適用された。17日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽オファコルカプセル50mg(レクメド):新有効成分のコール酸を含有する先天性胆汁酸代謝異常症治療剤。原価計算方式で算定し、製品総原価や営業利益等を積み上げた額に、長年にわたる使用実績が蓄積されていることなどから有用性加算II5%、希少疾病用医薬品に指定されているため市場性加算I10%の対象となるが、原価の開示度が50%以上80%未満として加算係数0.6が適用された。新薬創出・適応外薬解消等促進加算の該当品目。
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