◆コロナ禍を経て企業広報担当者との対話が減った。企業、報道、読者にマイナスでしかない
◆リリースの問い合わせ先携帯電話番号がない場合、広報代表に電話しても出ないことが増えた。問い合わせ先にメールアドレスしかないこともある。代表に電話したら広報部署への取り次ぎを断られたり、つながっても「質問はメールで」と言われることも
◆以前は広報と質疑を重ね、リリースの背景や取材のヒントを得たりもした。広報も答えていく中で役員取材を提案したり、業界の見方を聞いたり、互いの近況を話しながら記者や業界の関心を探ったりした。その昔、ベテラン記者を「珈琲」と称して情報交換に連れ出す広報担当者の姿をよく見た。プロの広報担当者としての日頃の危機管理だったのだろう
◆今やAIにプレスリリースを読み込ませると、400字程度の原稿なら1分程度でまとめる。しかし、読者向けの視点も周辺情報も未来につながる話もない。そんな記事が溢れれば、読者に伝え、理解を得る広報、報道の価値を壊しかねない。
広報担当者との対話が減少
2023年08月18日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
企画
寄稿