薬事食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会は15日、東レのエンドトキシン除去向け吸着型血液浄化用浄化器「トレミキシン」に関して、既存治療が奏効しない特発性肺線維症(IPF)の急性増悪患者に対する適応拡大の条件付き承認について審議し、了承した。2020年の医薬品医療機器等法改正による条件付き承認制度開始以来、医療機器では初めての承認となる。
同品は1993年10月に承認され、体外循環により患者血液中のエンドトキシンを選択的に吸着除去することを目的とする血液浄化器として、グラム陰性菌による敗血性ショックの患者に使用されてきた。
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