TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【販売制度検討会】濫用薬規制強化に反対意見‐一般薬販売で取りまとめ案

2023年12月04日 (月)
販売制度検討会

 厚生労働省は11月30日、医薬品の販売制度に関する検討会で、薬剤師が常駐しない店舗で管理店舗の薬剤師による遠隔管理のもと一般用医薬品の販売を認めることなどを盛り込んだ取りまとめ案を示した。取りまとめの基本的な方向性については、内閣府の規制改革推進会議医療・介護ワーキンググループの構成員から厳しい指摘を受けたものの、大きく修正しなかった。濫用の恐れのある医薬品の規制強化については、構成員から反対意見が相次ぎ、次回の取りまとめに向け調整が必要になると見られる。

 取りまとめ案は、既に公表していた「議論のまとめ」の記載内容から大きく変更していない。具体的には、▽処方箋医薬品以外の医療用医薬品(零売)は医療用医薬品について処方箋に基づく交付を基本とした上でリスクが高い医薬品を除き、例外的にやむを得ない場合については薬局での販売を認めることを法令上規定する▽一般薬の販売区分について、「薬剤師のみが販売できる一般薬」と「薬剤師・登録販売者が販売できる一般薬」の2区分に集約▽薬剤師等が常駐しない受渡店舗で、管理店舗の薬剤師の遠隔による管理のもと販売を可とする――などを記載した。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術