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災害関連死を防ぐためにできること

2024年01月22日 (月)

◆17日、1995年の阪神・淡路大震災発生から29年が経過した。1日に発生した能登半島地震から3週間が経過したが、まだ被害の明確な全貌が明らかになっていないことは由々しき事態である
◆家屋の崩壊はもとより、断水、停電などのインフラが復旧していない状況を受けて、やむを得ず避難所に避難している人たちは多く、長引く避難生活で心身共に苦痛であることは想像に難くない
◆避難で大きな問題となっているのが、災害関連死である。地震や津波、火災などで直接死亡するのではなく、避難生活で体を害して亡くなることを言う。熊本地震では、直接死亡者数の4倍以上が災害関連死だったとの報告がある。医療や医薬品で助かる命がある一方で、医療や医薬品で救えない命があることは非常に残念だ
◆災害関連死の一つの原因ともされる低体温症を防ぐのは、暖房や衣類による暖かな環境の確保である。その命を守る必需品を届けている人たちなど、災害関連死を極力なくすよう奮闘している全ての人たちに頭が下がる。



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