富士製薬は1月29日、田辺三菱製薬の免疫抑制剤「アザニン錠50mg」、高脂血症治療薬「コレバイン錠500mg/コレバインミニ83%」、新生児呼吸窮迫症候群治療薬「サーファクテン気管注入用120mg」の製造販売承認を承継すると発表した。注力する女性医療領域、消化器領域の製品を拡充する。7~9月以降順次、販売移管、承継を進める予定だ。
アザニン錠は臓器移植後の拒絶反応抑制のほか、クローン病や潰瘍性大腸炎、リウマチ性疾患などに用いられる。コレバインは妊婦や授乳婦にも使用できる。サーファクテンは新生児呼吸窮迫症候群治療剤で、両製品は女性を中心とする周産期医療・母子医療で用いられているという。承継に伴う業績予想に与える影響は軽微と説明している。
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