
医療用医薬品卸売業公正取引協議会は5月31日、都内で通常総会を開催し、事業報告・計画、収支決算・予算、理事選出などを決めた。島宏幸会長は、景品表示法に基づく公正競争規約の目的を達成するため、公競規の法的根拠・目的の周知活動を積極的に展開し、公競規で医療機関等に提供が制限される便益労務の無償提供、費用の肩代わりなどの改善を図ってきたことを報告すると共に、会員に対して目標としている「公競規違反ゼロ」への継続した取り組みを求めた。
来賓として出席した厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課長の水谷忠由氏は、流通改善ガイドラインを改訂したことに関連し、医薬品特有の取引慣行の是正を図り、適正な流通取引が行われる環境が整うよう今後ともガイドラインを遵守して流通改善の取り組みを推進する一方で、公正かつ適正な取引も行うよう求めた。
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