厚生労働省は7月26日、小林製薬の紅麹含有食品に関する自主点検の結果について、製造のみで販売を行っていない5社が報告対象から除外されていたことを明らかにした。このうち、プベルル酸が検出されたロットが使用された可能性がある製品は2社2製品だが、自主回収済みで、健康被害情報も確認されていない。同社に自主点検の結果を再確認した上で、7月31日までに報告するよう指示した。
同社がプベルル酸の検出を確認した原材料ロットを使用した可能性がある製品は、富士カプセルが製造する「DHA&EPA」、ヴィシーシステムが製造する「脂減流」。1日当たりの紅麹摂取量は、DHA&EPAが100mg、脂減流が200mg。共に3月に自主回収されて現在は市場に流通しておらず、過去3年間の健康被害情報も報告されていない。
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