◆今週、大阪でヘルスケア卸3社共同の商品提案会が開かれ、小売店関係者ら約1100人が来場するなど活況を呈した。トピックスとなったのが2016年から始まった健康サポート薬局に関するパネル展示だ
◆会場では、届出要件の一つである一般用医薬品の48薬効群の取り扱いをアピール。24年度診療報酬改定で地域支援体制加算の算定要件に加わったこともあり、出展メーカーの製品を中心に展示紹介された
◆卸関係者からは、調剤中心の薬局における取り扱いの現状は芳しくないとの話も聞く。取り揃えが最終目的のように、積極的な販売は行われていない傾向にあるようだ。一部薬局からも「販売が見込めない」「ドラッグストアに多数の扱いがある中で取り揃える必要があるのか」といった戸惑いの声も聞かれるという
◆それでも一般薬の販売に薬剤師が適切に介入することで、必要に応じ受診勧奨を行うことも可能になる。軽医療のファーストコンタクトとしての薬局の存在意義を高めるためにも積極的な取り組みに期待したい。
OTC販売、薬局でも積極的な取り組みを
2024年10月25日 (金)
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