総務省統計局は13日、2024年科学技術研究調査結果を公表した。23年度の科学技術研究費の総額は前年度比6.5%増の22兆0497億円と3年連続で増加し、過去最高を更新した。産業別では「医薬品製造業」が7.6%増の1兆5386億円と3年連続で増加し、全産業に占める研究費割合は9.5%と横ばいだった。研究者数も3.0%増の2万1000人と増加し、研究者1人当たりの研究費は前年と同様製造業で最も多かった。
企業の研究費は6.5%増の16兆1199億円で、産業別に見ると「製造業」が13兆8527億円で、企業の研究費全体に占める割合は85.9%と最も多く、次いで「学術研究、専門・技術サービス業」が9500億円(同5.9%)、「情報通信業」が5753億円(同3.6%)などとなっている。
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