長期収載品にかかる選定療養の説明を受けた患者のうち、後発品への選択を希望した患者は中央値で60%、平均値で55%に達したことが、日本保険薬局協会(NPhA)が実施した調査で明らかになった。NPhAは「半分以上は後発品を選択し、一定程度の効果があった」と分析。自己負担額が増額となり後発品に切り替える患者が増え、後発品使用率が上昇した薬局の増加を評価した。一方、後発品の品目数が増えて長期収載品が不動在庫となるなど「在庫管理上の課題に対応することが必要」と指摘している。
調査は11月1日から今月4日にかけてオンライン調査で実施し、4551薬局から回答を得た。
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