新薬・適応追加25製品を承認

「リジュセアミニ点眼液」
厚生労働省は、25製品について新薬または適応追加などを承認した。この中には、抗肥満薬として日本イーライリリーの「ゼップバウンド皮下注」がある。抗肥満薬としてはノボノルディスクファーマの「ウゴービ皮下注」に続き2製品目となる。また、第一三共の抗癌剤「エンハーツ」に続く主力品で、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)「ダトロウェイ点滴静注用」が再発乳癌薬として認められた。同剤は世界で最初の承認となった。初の近視進行抑制薬として、参天製薬の「リジュセアミニ点眼液」が登場した。
承認は昨年12月27日付。承認品目は次の通り(カッコ内は成分名、企業名)
▽ゼップバウンド皮下注2.5mgアテオス、同5mg、同7.5mg、同10mg、同12.5mg、同15mg(チルゼパチド、日本イーライリリー):効能・効果は「肥満症。ただし、高血圧、脂質異常症または2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、BMIが27kg/m2以上であり、二つ以上の肥満に関連する健康被害を有する、もしくはBMIが35kg/m2以上等に該当する場合に限る」
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