◆今月17日に阪神・淡路大震災の発生から30年目を迎える。戦後初の大都市直下型地震で甚大な被害を受けた兵庫県では、この日を「ひょうご安全の日」と定めており、震災を風化させないための関連イベントが行われている
◆1995年1月の発災当時、横倒しになった高速道路、寸断された鉄道、倒壊したビルや家屋を目の当たりにしながら現地を取材していた記憶が甦る。急ごしらえの救護・避難所が地域の公園に設置され、被災者が身を寄せていた
◆取材中、公園内に設置されたテントには、支援物資として送られ山積みされていたOTC医薬品を、ボランティアで駆けつけた薬剤師が仕分けし、被災者に配付している場面に度々出くわした。まさに「薬あるところに薬剤師あり」の必要性を被災地現場で身をもって体感した
◆阪神・淡路大震災以降も、日本は幾度となく震災に見舞われてきた。防災意識は30年前と比べて格段に高まってきている。この震災当時の体験を今一度思い起こし、次世代に伝えていきたいと思う。
阪神・淡路大震災から30年
2025年01月15日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿