厚生労働省の薬剤師分科会薬剤師国家試験制度改善検討部会が3月31日に開かれ、2022年度改訂薬学教育モデル・コアカリキュラム対応の国試実施に向け、出題方法や内容等に関する検討を開始した。委員からは、「薬剤師としての人間性・社会性を育む学修」など、改訂コアカリの記載内容を試験科目に反映するよう求める声が上がった。国試のあり方に関する基本方針を取りまとめた上で、25年度内に出題基準を改定する予定。

現行の国試は、13年度改訂のコアカリに対応した内容として実施されているが、コアカリは22年度に改訂後、24年度薬学部入学生から適用開始し、29年度実施の第115回国試から対応予定としている。
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