あすか製薬ホールディングスは15日、子会社のあすか製薬が緊急避妊薬「ノルレボ」のスイッチOTCについて、昨年6月に厚生労働省に製造販売承認申請を行っていたことを明らかにした。14日に成立した改正医薬品医療機器等法では、要指導医薬品のうち、適正使用のために薬剤師の対面販売・授与が必要な品目は「特定要指導医薬品」として指定することとしており、緊急避妊薬はその候補と見られている。
緊急避妊薬のスイッチOTC化については、2021年に厚労省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」で緊急避妊薬のスイッチOTC化の検討が開始され、23年11月から厚労省事業として日本薬剤師会が受託して行ったモデル的調査研究では、購入者や調剤を受けた人、販売に関与した薬局と産婦人科医から試行的な販売状況の様々なデータを取得してきたが、今年度も継続実施が決まっている。
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