パラマウントベッドは27日、練馬区と同区介護サービス事業者連絡協議会との三者で、在宅介護における本人・家族および介護事業所職員の負担軽減を目的としたモデル事業の実施に関する協定を締結した。この協定に基づき、同社が開発する非接触型睡眠計測センサー「眠りSCAN」を、練馬区内の在宅介護現場へモデル的に導入。夜間時間帯の訪問介護を担う事業所や居宅介護支援事業所での活用、さらに、ケアマネジメントにおける活用効果の検証する。
同モデル事業では、「眠りSCAN」を在宅で介護サービスを受けている高齢者の居宅に設置。利用者の睡眠状況などをリアルタイムで把握し、得られたデータをもとに、訪問介護サービスの効率化に活用する。また、睡眠状況などのデータを分析し、生活状況の把握が困難な独居・認知症高齢者などへの適切なケアプラン作成に活用していく。
検証対象事業所は、▽定期巡回・随時対応型訪問介護看護▽居宅介護支援事業所――で、検証期間は7月から12月までの6カ月間。
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