昭和薬科大学は、2026年度入学生から6年間で最大414万円の奨学金を給付する「沖縄県地域医療貢献給付生制度」を開始する。薬剤師国家試験合格後、指定の県立病院に3年間勤務することなどを給付条件としており、薬剤師偏在を課題とする沖縄県で病院薬剤師として地域医療に貢献できる人材の養成を目指す。

県病院事業局と病院薬剤師確保に関する覚書を締結した
沖縄県では慢性的な薬剤師不足が課題となっており、同制度は県の地域医療に貢献する病院薬剤師の養成を目的としている。地域の薬剤師確保を目的とした給付生制度の設置は同大では初の試みとなり、指定校推薦合格者から希望者を募った上で、入試とは別に実施される給付生選考試験で選抜された学生に給付する。
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