米イーライリリーは、早期アルツハイマー病薬「ケサンラ」(一般名:ドナネマブ)について、脳内の浮腫を伴う副作用のアミロイド関連画像異常(ARIA-E)の発現割合を有意に低下させる新たな用法・用量の承認を米国食品医薬品局(FDA)から取得した。日本での変更について日本法人は「現時点で伝える情報がない」とコメントしている。
同剤の承認時には1回700mgを4週間隔で3回、12週以降は1回1400mgを4週間隔に投与する。今回の承認された用法・用量は、4週間隔は変わらないが、初回に350mg、次の700mg、その次が1050mg、12週以降は1400mgと、より段階的な漸増投与を行う方法。投与期間全体の投与量は変わらない。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。