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広がるCL利用、問われるケア意識

2025年09月01日 (月)

◆若年層から中高年層までコンタクトレンズ(CL)は幅広い年代で利用されている。日本コンタクトレンズ協会によると、2024年市場(クリアレンズ、カラーレンズを合わせた加盟メーカー出荷総額)は前年比4.4%増の3153億円で過去最高という
◆その一方で、レンズケア指導と啓発の重要性が高まっている。CL装用に伴う眼のトラブルが少なくないためで、角膜障害やウイルス性結膜炎、巨大乳頭結膜炎、角膜浸潤・潰瘍、アカントアメーバ角膜炎などの眼障害で、最悪の場合は失明に至ることも
◆最初は眼科医の指示に従うものの、慣れてくるとケアが疎かになり、次第に間違った装用も増えてくる。1日使い捨てタイプを連日使ったり、2週間頻回交換タイプをケア不十分で数カ月使ったり。そして、眼に不具合を感じた時だけ眼科に駆け込んでくる
◆自覚症状がなくても定期的な眼科受診は守るべき最低限のルール。その上で装用レンズに適したケア用品を選ぶ。小売店頭もぜひこうした啓発に一役買ってもらいたい。



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