オムロンヘルスケアは3日、同社が提供するスマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect (オムロンコネクト)」とメドレーが提供する生理予測・体調管理アプリ「ラルーン」との「体重」と「体脂肪率」データのアプリ間連携が、今月から正式にスタートしたと発表した。
今回のデータ連携により、同社の通信機能付き体重体組成計で測定した体重と体脂肪率データが自動的にラルーンに記録されるため、ユーザーは測定結果を手動で連携する手間がなくなる。これにより、最新データの取り込み忘れがなくなり、いつでも最新の測定データを使ってタイムリーに身体の状態を確認できる。
基礎体温と体重、体脂肪率を一緒に管理することは、自身の体調変化の確認や効率的で無理のないダイエットに役立つ。一般的に、排卵後から月経前までの黄体期では、身体のむくみや体重増加といったホルモンの影響による一時的な変化がある。また、月経終了から排卵前までの卵胞期は、代謝が活発になるため、ダイエットに適した期間だといわれている。なお、ラルーンが体重と体脂肪率を直接データ連携するのは同社が初めてのこと。
ラルーンは、基礎体温管理に加え、生理日・排卵日の予測や日々の体調などを記録できる健康管理アプリ。2011年のリリースから累計で約900万人のユーザーが利用している。さらに、妊活に関する情報提供やユーザー同士の交流ができるコンテンツも充実している。これまで、オムロンコネクトとラルーンは「基礎体温データ」のみを連携していたが、今回、体重と体脂肪率が連携することで、ユーザーはより手軽に詳しく健康管理を行うことができる。
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