フィリップス・ジャパンはこのほど、自動体外式除細動器(AED)などの救急医療領域の治療機器を扱うエマージェンシーケア事業を対象とした会社分割を行ったことに伴い、今月1日付で同事業が、フ同社から新たに設立されたハートストリーム・ジャパン合同会社(ハートストリーム)に権利義務が承継されたと発表した。
今年1月にロイヤル・フィリップスは、エマージェンシーケア事業を米国の投資会社であるブリッジフィールド・キャピタルに売却する契約を締結したと発表し、その後、取引完了に向けた準備が進められてきたが、今月1日をもって、同事業はハートストリームへ移管されることとなった。現時点ではハートストリームはロイヤル・フィリップスの関連会社として存続している。
フィリップスとハートストリーム間の契約によって、ハートストリームはフィリップスから独占的に製品供給を受け、フィリップブランドのAED・手動式除細動器・関連消耗品の販売を継続する。また、現在の取扱製品、ソリューション、サービス品質はハートストリームによって引き続きサポートされる。
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