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【08年人口動態】死亡者は2年連続して110万人超える‐出生率は増加

2009年6月5日 (金)

 厚生労働省大臣官房統計情報部がまとめた「2008年人口動態統計月報年計」(概数)によると、死亡数は前年より3万4133人増え114万2467人と、2年連続して110万人を超えた。一方、1人の女性が一生の間に生む合計特殊出生率は、前年より0・03ポイント増え1・37で、3年連続して増加した。

 死因のベスト3に変化はなく、1位は癌で34万2849人(前年比6381人増)。一貫して上昇を続けており、08年の全死亡者に占める割合は30・0%
と、約3人に1人は癌で死亡している。

 男女別に見ると、男性で最も多いのは肺癌で、次いで胃癌、大腸癌と続く。一方女性は、大腸癌、肺癌、胃癌の順番だった。男性の肺癌は上昇傾向が著しく、女性の大腸癌と肺癌でも上昇傾向が続いている。ただ、胃癌については男女ともに横ばいとなっている。

 08年の出生数は前年より1332人多い、109万1150人だった。しかし08年は閏年であったため、1日分の出生数約3000人を差し引くと、前年割れしていた可能性がある。さらに、出産期の女性人口が減っていることから、今後も少子化の傾向は続くとみられている。

 また、出生数と死亡数の差である自然増減数はマイナス5万1317人で、昨年のマイナス1万8516人よりもさらに3万2801人減った。自然増減率はマイナス0・4で前年のマイナス0・1を上回り、2年連続して人口は減少したことになる。

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