【キヤノンITS】プラットフォーム「WebPerformer-NX」、DXが加速する新バージョン提供へ

2026年03月31日 (火)

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は30日、デジタルサービスの構築を支援するプラットフォーム「WebPerformer-NX」に、画面デザインを生成AIが提案する開発支援機能や、業務の高度化を促進する生成AI連携機能を追加した新バージョンの提供を開始した。

 同社は、デジタルサービス構築を通じDX推進を支援するため、デジタルサービスの構築を支援するプラットフォーム「WebPerformer-NX」を提供してきた。今回の新バージョンでは、生成AIをより実務で活用できる機能を強化し、システムの開発と業務利用の両面から企業のDX推進を後押しする。

 新バージョンでは、開発生産性の向上と業務現場におけるAI利活用の拡大を目的に機能を強化している。開発工程の生産性向上に寄与する機能として、「AI UIサジェスト」と「AI UIモディファイ」を搭載し、業務現場におけるAI活用機能として、業務画面上の任意のコンポーネントから生成AIを呼び出し、応答結果を受け取る機能を追加している。

 「AI UIサジェスト」では、画面レイアウト(画像データ)を「WebPerformer-NX」にアップロードすると、生成AIが画面構成やレイアウトの特徴を解析し、画像データを参考に、必要なコンポーネントを配置した画面定義案を提示する。

 同機能は、新規開発はもちろん、既存システムの再構築やUI設計の見直し/リニューアルにおけるたたき台の作成に活用でき、完成イメージに近いUI案から検討を開始できるため、設計初期段階における検討時間の短縮や認識合わせの迅速化が図れる。

 「AI UIモディファイ」では、作成した画面定義に配置された各コンポーネントを生成AIが解析し、要素間のズレや余白のばらつきなどを自動で補正する。画面全体のバランスや視認性を考慮したレイアウト案を提示することで、UI品質の均一化と調整作業の省力化が実現し、使いやすい画面設計を支援する。

 また、構築した業務アプリケーションにおいて、画面上のテキストエリアなど各種コンポーネントに入力/表示されている値をもとに、あらかじめ定義した処理内容で生成AIを呼び出せる関数を追加している。

 専用のチャット画面を新たに用意することなく、業務画面の操作や処理フローの中に生成AIによる要約/判定支援などを親和性高く組み込むことができる。これにより、業務の高度化につながるAI活用が実現する。


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