
SPADセンサー
キヤノンは26日、公益社団法人発明協会が主催する2026年度全国発明表彰で、「低ノイズを実現した単一光子計測イメージセンサーの発明」(特許第7379606号)が「経済産業大臣賞」、「ユーザーに寄り添うコンパクトな高機能超音波診断装置の意匠」(意匠第1756898号)が「日本弁理士会会長賞」を受賞したと発表した。
「経産大臣賞」を受賞した発明は、超高感度カメラ「MS-500」(2023年8月発売)に搭載されている単一光子計測イメージセンサー(SPADセンサー)に関するもの。同センサーは夜間監視用途での普及が進んでいるほか、車載分野での事故防止や医療分野への応用が期待されている。
「弁理士会会長賞」を受賞した意匠は、超音波診断装置「Aplio me」(2023年10月発売)に関するもの。コンパクトな装置構成と高機能の両立を実現することで、多様化する医療現場のニーズに応えると共に、患者が医療を受けやすい環境の拡充を図り、病気の早期発見に貢献している。
受賞者は、「経産大臣賞」が森本和浩(デバイス開発本部室長)、篠原真人(同開発本部)の2氏。「弁理士会会長賞」が品田聡(総合デザインセンター主幹)、谷本咲子(同センター専任主任)、山本貴裕(同)の3氏。発明実施功績賞に御手洗冨士夫氏(代表取締役会長CEO)が受賞している。発明実施功績賞は、顕著な実施効果をあげている発明で特に優れた発明者に「経産大臣賞」などの特別賞が授与され、これを受賞する該当法人の代表者に贈呈されている。
全国発明表彰は、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、発明協会が、多大な功績をあげた発明を表彰するもの。「経産大臣賞」「日本弁理士会会長賞」はともに、全国発明表彰において10点ある特別賞の一つとなっている。

超音波診断装置「Aplio me」
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