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加速するか米国離れ

2009年7月1日 (水)

◆世界各国で外貨準備を米ドル建てからユーロ建てに切り替える動きが加速している。米国発の大不況をキッカケに、各方面で「ドル離れ」が進んでいるといわれるが、世界秩序の多極化が進む中、医薬品市場でも圧倒的な地位にあった米国の存在感が揺らぎつつあるように見える
◆武田薬品が次期大型主力品と位置づける糖尿病薬「SYR‐322」に対し、米FDAは審査終了目標日の6月26日に追加試験の実施が必要と通知した。審査終了目標日に承認どころか、追加試験を要求されるとは、今までにはなかった事態だ
◆既にFDAが安全性重視の姿勢を打ち出しているが、第一三共の抗血小板薬「プラスグレル」も、FDAの諮問委員会で全会一致の承認勧告を得たにもかかわらず、6月末現在でも承認通知はない模様で、予断を許さない状況にある
◆米国市場は、成長鈍化が予想されるものの、依然として最大市場であることに変わりはない。ただ、相次ぐ承認延期が、企業側の米国離れを加速させる契機になる可能性もある。既に国内大手の中では欧州事業の強化が目立つ。世界の医薬品市場が液状化し、多極化に移行する時期も意外と早いかもしれない。




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