日本血液学会とノバルティスファーマが行う血液癌など血液疾患の寛解状態にある患者を専門病院だけでなく患者宅に近いクリニックでも診ていけるようにする病診連携プロジェクトが、モデル地域の福島県と三重県で動き出した。特に血液癌は近年、各種治療薬の開発、CAR-T細胞療法など治療技術の進歩で長期生存も見込めるようになっているが、専門性の高さから病診連携が進んでいない。そのため、経過観察のたびに大学病院などに数時間かけて通院している患者もいる。少ない病院専門医をより重症度の高い治療に十分に振り向けられない課題もある。それを病診連携を進めることで改善していく。
参加状況は7月時点で、県医師会の協力などにより、福島県で65(うちクリニック57)、三重県で25(うち同14)の医療機関。ノバルティスによると、同プロジェクトはパイロット事業の位置づけで、成果を生かして全国展開を視野に入れる。
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