アイリスは9月16日、同社代表取締役の沖山翔氏が、OpenAI社、Google社、IEEE(米国電気電子学会)が共催する、グローバルなサイバーセキュリティのKaggleコンペティション(Kaggle, AI Agent Security – Multi-Step Tool Attacks)で、銀メダルを受賞したと発表した。
このコンペティションは、OpenAI社が提供する基盤モデルAI(GPTシリーズ:gpt-oss-20B)と、Google社が提供する基盤モデルAI(Gemmaシリーズ:gemma-4-26B-A4B)モデルに対して、それらのセキュリティ上の脆弱性を発見・検出するスキルを競うもの。
生成AIをはじめとする基盤モデルは、そのAIプログラムの構成や中身、あるいは、問いかけられるその他不適切な質問に対して回答してしまわないように、防御的にプログラムされている。今回、その防御に対する穴(セキュリティホール)をどれだけ指摘できるかという観点から、サイバーセキュリティ担保のための重要な手法である「レッドチーミング」の技術が競われた。
今回のコンペティションで沖山氏は、単独参加で銀メダル入賞となった。同入賞をもって沖山氏の累計Kaggleランクは、グローバルのAIエンジニア参加者約21万人中1612位(上位0.8%以内)となった。
同社の提供する医師向け生成AIサービスである「Evidence Finder」についても、サイバーセキュリティの観点に配慮した堅牢な仕組みを構築すると共に、医師が適切なエビデンスに速やかにたどり着けるように邁進していく。
なお同社には、今回のコンペティション以外で、世界大会優勝をはじめ上位入賞したAIエンジニアが複数在籍している。同社は、彼らの見識と知見を織り込んだアルゴリズムを搭載したAI開発を通じ、豊かな医療と未来を目指していく。
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