◆鳩山内閣下で初の臨時国会が26日に招集され、28日から各党の代表者質問など本格的な国会論戦が始まった。鳩山首相は所信表明で、官僚依存の仕組みを排し、政治主導・国民主導の新しい政治へと180度転換すると宣言。そして、国民に対し自分たちの挑戦に力を貸してほしいと強く訴えかけた
◆所信表明の見方はいろいろと分かれたようだ。情緒的すぎる、マニフェストに示された財源対策が曖昧などの批判はあった。しかし、国民に自分の言葉で切々と語りかける姿は、首相の強い決意を表したものと受け取ることもできる
◆頭に残ったのは、最後の部分で、今回の政権交代を明治維新に例え、「無血の平成維新」「官僚依存から国民への大政奉還」「島国から海洋国家への国の形の変革の試みだ」というフレーズ。政治ばかりでなく、国民に対しても価値観の大変革・逆転を求めるものと感じた
◆今までいろいろな場面で、価値観の変革が叫ばれてきた。新しい医療提供体制創設もしかり、スキルミックス議論でもしかり。変革はいつまでも続けていくもの。政権交代が自分たちを見つめ直す機会かもしれない。
政権交代で国民は
2009年10月30日 (金)
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