◆過日、とある用事で中国の首都北京市を訪れたが、何より人の多さと、元気よく交わす声の大きさに圧倒された
◆以前の日本のように、多くの男の人が公衆の場でつばや痰を吐き、空港などで並んでいる列への割り込みは恐ろしい頻度で目撃した。一般車はおろかタクシーまでも信号無視することは常識化しており、常に鳴っているクラクションは会話のようだ。これに限れば、この国ほど自由に行動している国民もいないだろう
◆天安門広場には、漢民族をはじめ多種民族を記した柱が林立し、民族融和を強調しているが、公安(警察)の人と車両の多さは、多民族国家・中国の複雑な事情を物語っていると感じた。国ごとに文化や風土、内政事情は異なるが、国民の生命を守るという国家使命は同じなのかもしれない
◆ホテルにはA型(中国では甲型と表記)インフルエンザに関する注意書きらしきものがあった。日本では小児に対するワクチンの前倒し接種も始まった。複雑な理由でぎくしゃくしている日中関係だが、お互いの国民の生命を守るために、文化や国境を越えて協力していくことは不可欠だ。
中国との協調関係
2009年11月18日 (水)
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