◆参院選が民主党の惨敗に終わった。改選前よりも10議席減らし、国民新党を含む与党は過半数121議席には遠く及ばない110議席となり、今後、衆参「ねじれ現象」の中、難しい政権運営が迫られている
◆民主惨敗の原因はいろいろいわれている。唐突的な消費税増税論が一人歩きし、有権者の反発を招いたこと。マニフェスト変更の説明をし切れないままに選挙戦に突入したこと。それ以前に、政治とカネ、普天間問題で前政権が躓いたことなど、いくらでも挙げられるだろう。一方、最大野党の自民党は、1人選挙区が善戦し、51議席を獲得した
◆ただ、比例代表の得票数を前回(2007年)選挙と比較してみると、民主は約900万票減の1400万票強、自民も約600万票減の1000万票強にとどまった。減少した票の約半分近くがみんなの党へ流れた
◆民主が敗れ、自民が勝った選挙ではなかったことが分かる。政権与党の右往左往への批判と共に、旧来政党もそれほど信頼感を回復していない状況も感じられる。与野党とも、国民の信頼を勝ち取るには、これからの活動が大切だ。
国民の信頼を勝ち取るような活動を
2010年07月14日 (水)
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