塩野義製薬は、セデスブランドから初となる顆粒製剤の「セデス・ハイG」と、フェルビナクを配合した貼布薬「セデスV FR」を、15日に新発売した。
「セデス・ハイG」は、鎮痛作用が強く、鎮痛効果の持続性も高いイソプロピルアンチピリン(IPA)を主成分とした解熱鎮痛薬。既存製品の錠剤「セデス・ハイ」と同じ成分で、錠剤やカプセル剤が苦手な患者にも服用しやすいよう、ラインナップの拡充を図った。税込みメーカー希望小売価は、6包1260円。
「セデスV FR」も、セデスブランドとして初めての外用剤。有効成分のフェルビナクを1枚当たり35mg含有し、痛みの伝達物質の生成を抑える。全方向伸縮タイプのテープに3分割ライナーを合わせ、貼りやすさに加え、関節部でも剥がれにくい製品にした。微香性で、色もナチュラルベージュと、貼付していることが目立ちにくいのも特徴。税込みメーカー希望小売価格は、16枚入り1890円、32枚入り3045円。 塩野義製薬では、セデス・シリーズとして初の顆粒製剤と外用剤を加えることで、鎮痛消炎分野での「セデスブランド」を強化していく。