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【インフルエンザで調査】「効き目早い」点滴薬を‐処方薬には期待と不安が同居

2010年10月8日 (金)

 健康日本21推進フォーラムは、「インフルエンザに関する調査~よりよい健康危機管理の推進にむけて」の調査結果を公表した。それによると、処方薬に対して9割が効果を期待する一方で、同時に半数以上が安全性への不安も感じていた。また、4人に1人がインフルエンザの点滴薬を認知しており、「効き目が早そう」などの理由から認知者の半数、全体でも3割以上が点滴薬の処方を望んでいることが分かった。

 調査は過去1年間にインフルエンザ(新型、季節性)に罹った子どもを持つ母親1000人を対象に、インターネットで実施した。

 昨年の予防接種率は「新型・季節性両方」「新型のみ」「季節性のみ」を合わせ、約半数(51・7%)の子どもが予防接種を受けていた。予防接種以外の予防法としては、「帰宅時にうがい、手洗いをした」(86・5%)が9割近くに上り、広く予防法として浸透していた。

 新型インフルエンザに対する意識では、「非常に怖いと思った」「少し怖いと思った」を合わせ、9割近く(86・9%)が怖いと感じていた。特に、34歳以下の若い母親で「非常に怖いと思った」(56・7%)の割合が高かった。

 子どもがインフルエンザに罹ったときに困ったことは、「熱が下がるまで目を離せなかった」(50・1%)が最も多く、次いで「家の中で子どもと家族が接触しないようにした」(49・8%)が続いた。治療については、「熱が下がった後も薬の副作用が気になった」(22・9%)を4人に1人が挙げており、服薬コンプライアンスが徹底されていたかどうかが懸念される。

 さらに、4人に1人が「自身やほかの家族もインフルエンザに罹った」としており、家庭内における感染拡大をいかに防ぐかが、課題として浮き彫りになった。

 処方された薬は「タミフル」「リレンザ」がいずれも4割台で拮抗していた。年齢別では、乳幼児では「タミフル」(71・5%)が圧倒的だったが、小中学生以上では「リレンザ」が6割台と逆転した。処方薬に対する「効果への期待」は9割が感じていた一方で、「安全性への不安」も半数以上が感じていた。

 タミフルは9割近くが「効果が高そう」と感じていたが、同時に「副作用の心配がなさそう」と感じるのは1~2割にとどまり、効果への期待と安全性への不安が同時に見られた。リレンザについては、「副作用の心配がなさそう」は3割強に上ったが、6割程度が「子どもがきちんと吸えるか分からない」といった不安を抱いていた。

 ラピアクタなど点滴薬については、「知っていた」「名前だけは聞いたことがある」を合わせ、4人に1人(24・3%)が認知していた。認知者のうち半数、全体でも3人に1人(36・0%)が点滴薬の処方を希望していた。その理由としては、「1回の投薬だけで治療が済むのは楽」「効き目が早そう」などが挙がった。

 今後のインフルエンザ治療薬に期待すること(複数回答)では、「効き目が早い」(78・2%)「効果が高い」(71・6%)「副作用がない」(69・0%)と続いた。




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