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【第一三共ヘルスケア】スイッチOTC解熱鎮痛薬の「ロキソニンS」を新発売

2011年1月19日 (水)

2月からは女優の貫地谷しほり起用のCMも放映予定

2月からは女優の貫地谷しほり起用のCMも放映予定

 第一三共ヘルスケアは21日から、医療用の非ステロイド性消炎鎮痛剤「ロキソニン」(一般名ロキソプロフェンナトリウム水和物)を初めて一般用医薬品に転用した、スイッチOTC解熱鎮痛薬「ロキソニンS」(第1類医薬品)を新発売する。解熱鎮痛薬成分のスイッチOTC化は、1985年のイブプロフェン以来、実に26年ぶり。同社では「頭痛・生理痛で悩む生活者のQOL向上に、新たな選択肢を提供できる製品といえる。適正使用の推進とブランド価値の向上を図り、成熟化した解熱鎮痛薬市場の活性化と共に、将来的にはOTC解熱鎮痛薬市場で、トップブランドのポジションを目指したい」と強い期待を示している。

 「ロキソニンS」の主成分であるロキソプロフェンナトリウム水和物は、三共(現第一三共)が創製した非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)。日本で86年に医療用医薬品「ロキソニン錠・細粒」として発売されて以来、優れた有効性と安全性から、長年にわたって国内で汎用され、海外でも、アジア、中東を中心に世界約30カ国で販売されている。

 ロキソプロフェンナトリウム水和物は、消化管から速やかに吸収され、生体内で活性代謝物に変換された後、優れた鎮痛・解熱・抗炎症作用を示すプロドラッグ製剤で、他のNSAIDsに比べ、消化管障害が比較的少ない特性を持っている。この24年間にわたっての、医療用医薬品としての使用実績による有効性や安全性に関する豊富な知見をもとに、今回スイッチOTC化が実現した。

 「ロキソニンS」のSは、痛みに速く効く「SPEEDY」、優れた鎮痛・解熱・抗炎症効果の「STRONG」、胃への負担が少ないプロドラッグ製剤の「SAFETY」という、三つの特徴を訴求したもの。

 のみやすい小型錠で、1錠中にロキソプロフェンナトリウム水和物68・1mgを含有する。成人(15歳以上)は1回1錠を服用し、1日の服用回数は2回まで。ただし、再度症状が現れた場合には3回目を服用できる(服用間隔は4時間以上空ける)。税込み希望小売価格は、12錠入り680円。今年度の販売額(3月末までの約3カ月間)は、出荷ベースで5億円の見込み。

 OTC解熱鎮痛薬市場は470億円前後で推移しており、09年度の販売金額は458億円とされる。スイッチOTC成分も、85年のイブプロフェン以来なかった。こうした中で、ブランド別市場シェアでは、「バファリン」を筆頭に、「イブ」「ナロン」「ノーシン」「セデス」などが上位を形成し、これら5ブランドが市場全体の約8割を占める寡占市場でもある。

 これら第2類医薬品が多いブランドの中で、「ロキソニンS」は第1類医薬品であるが、同社では「OTC解熱鎮痛薬の使用者調査でも、ロキソニン(医療用)の認知率、過去の使用経験率ともに、圧倒的に高いことが示されている。薬剤師からしっかりと商品特徴を勧めてもらい、効き目や安心感などを納得してもらう。第1類としての優位性を打ち出したい」(岡本淳マーケティング部カテゴリー第一グループカテゴリーマネージャー)とする。

 同社では、第1類医薬品として適正使用の推進を最優先に考え、購入時の薬剤師による説明支援に向けた「適正使用情報キット」の配布をはじめ、ウェブサイト(http://www.loxonin-s.jp/)も通じて、情報提供に注力していくことにしている。今後は潜在需要の顕在化と市場拡大を睨んで、消費者向けセミナーなども開催していく考え。

 販促面では、20~40代女性を一つのコアターゲットとし、「頭痛・生理痛」に絞ったコミュニケーション展開を図っていく。2月中旬をメドに、女優の貫地谷しほりを起用したTVCMの放映も開始し、“待望のスイッチOTC解熱鎮痛薬が誕生”したことをアピールしていくという。

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