◆今月4日、サッカー元日本代表でJFL(日本フットボールリーグ)の松本山雅FCに所属していた松田直樹選手が亡くなった。2日の練習中に急性心筋梗塞で倒れ病院に運ばれたが、その後は1度も意識を戻すことなく帰らぬ人となった
◆松田選手は日本人離れした身体能力と自由奔放な言動や行動が目立った。トラブルを起こすこともあったが、人を惹きつける魅力には事欠かず、多くのファンに愛された人気選手だった
◆今回の件で一つ悔やまれるのは、松田選手が倒れた練習場に自動体外式除細動器(AED)が設置されていなかったことだ。松本山雅FCの所属するJFLは、J1やJ2と違い、施設にAEDを設置することが義務づけられていなかったのだ
◆松田選手は持病らしい持病はなく、今回の急性心筋梗塞は突然の悲劇だったとしか言いようがない。裏を返せばそれは誰にでも起こり得るということだということを改めて思った。AEDの導入が進み、こうした悲劇がなくなっていくことを願わずにはいられない。
すすめようAEDの設置
2011年08月10日 (水)
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