グラクソ・スミスクラインと第一三共は、乳幼児のロタウイルス胃腸炎予防ワクチン「ロタリックス内用液」(一般名:経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン)を新発売した。
ロタリックスは、GSKが7月に承認を取得した国内初の経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン。生後6週から24週までに、4週間の間隔を空けて、2回接種することで、ロタウイルス胃腸炎に予防効果を示す。国内の臨床試験では、重症ロタウイルス胃腸炎の発症を92%予防するなど、高い有効性が認められている。
今後、GSKが販売を行い、GSKと第一三共が共同でプロモーションする。既に海外では、世界120カ国で販売され、5000万人以上の乳児に接種した実績がある。