◆薬価本調査の速報が中医協に報告された。結果は、卸が早期妥結を優先した前回2年前と同じ平均乖離率8・4%で、「何だかなあ」との感じを受けてしまう
◆医薬品の価値を崩壊させないための価格交渉にいろいろ努力はしたのだろうが、結果が伴わなければ世間からの評価は得られない厳しい現実がある
◆師走に入った今年は、3・11に尽きるだろう。それは、流行語大賞のベスト10の半分が3・11関連だったことでも分かる。国難に直面しているのに、一向に安定しない政府、異常な円高も「何だかなあ」だ。最多の生活保護受給者から見ると皆、不景気のどん底にいるのかと思いきや、中国道ではツーリンググループのフェラーリなど高級車13台による事故が発生するなど、貧富の格差は広がる一方か
◆長期にわたる閉塞感にさいなまされ、時として無気力も生んでしまう環境にある今こそ、丹田に力を入れて意欲を奮い立たせ、頭をフル回転させて英知を尽くさなければならないだろう。来年に「何だかなあ」と呟かなくて済むように。
「何だかなあ」
2011年12月07日 (水)
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