薬学教育評価機構が総会開く
薬学教育評価機構は21日、都内で2012年度の定時社員総会を開催。11年度の事業・決算報告、会費の見直し、会員規則の改定などを承認したほか、第2弾の本評価対象校10校も明らかにした。昨年度の本評価の対象となった岡山大学、福山大学、日本薬科大学の3校は現在、自己点検書を作成しており、13年度に評価実施員による訪問調査が行われる。
総会で井上圭三理事長は、「世の中で、分野別評価は大学院にはあるが、学部レベルでは非常に希。かなり具体的に分野別評価の作業が始まっており、他学部からも注目されている」とした上で、「この評価が各大学のより高い指標として役立つことを願っている」と述べ、他の領域からも注目される試みであり、薬学教育の充実につなげることが本来の目的であることを改めて強調した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。