厚生労働省の「小児がん医療・支援のあり方に関する検討会」は25日、専門的な治療や臨床研究を行う「小児がん拠点病院」の指定する。今後、拠点病院の要件を都道府県や全国の医療機関などに通知し、今秋にも小児がん拠点病院を指定するための検討会を設置して指定する。
小児癌は、全国の医療機関で治療レベルに差があることが指摘されている。拠点病院の要件は、造血器腫瘍や小児脳腫瘍など数多くの種類の小児癌を専門的に治療できることや、抗癌剤や放射線治療などで生じる後遺症などを長期に診療できる体制整備、適切な緩和ケアの提供などを求める。
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