薬局店頭での指先採血によってHbA1c値を測定し、糖尿病が疑われる場合は医療機関に紹介する取り組みが、今月末から徳島県で実施される。東京都足立区の薬局が参加して実施中の「糖尿病診断アクセス革命」の徳島版として企画されたもの。徳島県内10薬局が参加する。薬局でのスクリーニングが未治療・未発見の糖尿病患者の掘り起こしに役立つことを実証したい考えだ。
この取り組みは、研究代表者である筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科准教授の矢作直也氏と、徳島文理大学薬学部在宅・地域薬学教授の中田素生氏との共同研究として、徳島県医師会糖尿病対策班と連携して実施される。
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