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【薬学団体の中四国学術大会】実習内容の格差是正を‐薬学生が大学や施設に要望

2012年11月15日 (木)

 第51回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会が10、11の2日間、松江市で開かれ、1300人以上が参加した。シンポジウム「薬学生から見た病院・薬局実務実習」では、実務実習を経験した薬学生や6年制薬学教育の第1期生が、実務実習のあり方について提言。施設によって格差がある実習内容の是正を求める声や、複数施設での実習を実現するよう求める意見などがあった。

 福山大学薬学部6年生の小土井亮介氏は、在宅医療やチーム医療に参加できた自分自身の実務実習の満足度は高いとした上で、様々な学生の意見として「調剤室からほとんど出られなかった学生もいた。チーム医療にも参加できない、服薬指導もあまりできなかったなど、私とは反対の感想を持った学生もいた」と紹介した。


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