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【ツムラ】新中計目標は1230億円‐国内外で漢方市場を開拓

2012年11月15日 (木)

会見する加藤社長

 漢方薬最大手のツムラは▽漢方市場の拡大▽収益力の強化▽財務・資本政策――を柱とする新たな中期経営計画を発表した。10年後を見据えた長期的経営ビジョンの実現に向けた第1期として、「価値創造に向けた成長基盤の強化」をテーマに2015年度までの4年間の戦略を描いている。加藤照和社長は9日の会見で、「販売、生産、研究、生薬管理部門を含めて各組織が価値を創造するポテンシャルを十分に秘めている」と語った。最終年度の数値目標には売上高1230億円、営業利益295億円を掲げている。

 市場拡大では、基本的に従来方針を引き継ぎながらさらなる取り組みの強化を図る。国内では医師・施設ごとのニーズに応じた営業施策を推進。漢方未使用医師には訪問・面談によって著効例が出やすいものから処方を勧め、漢方処方の経験医師にはセミナー等を通じて10処方・20処方へと拡大を促す。専門領域の医師に対しては医局説明会でエビデンスを示して育薬処方を中心に患者への浸透を図り、最終的に全医療機関・診療科の日常診療で漢方製剤が使われる環境を整備したい考え。


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