◆都道府県や市町村の地方議会でも、薬剤師の活躍が目立つ。今回の統一地方選挙でも、市長1人と27人の議員が見事に当選を果たした。このうち市長と6人の議員は新人だ
◆薬剤師議員のホームページをのぞくと、医療関係にとどまらず、福祉や介護、さらにはゴミ処理や環境問題、災害対策など、実に様々な分野に取り組んでいることが分かる。薬剤師としての知識や背景を政治の場に生かし、地域住民に貢献しようと努力している様子がうかがえる
◆国政に目を転じると、現在、薬剤師の国会議員は与野党合わせて6人を数える。そして日本薬剤師連盟が総力を挙げて応援している藤井基之議員が審判を受ける参議院選挙も、今年7月に行われる
◆藤井氏はこの6年間に薬事制度改革、医療制度改革、薬学教育、麻薬対策、福祉・年金など多くの実績を残してきた。だが、活躍が目に入りやすい地方議員と異なり、国政での活動は有権者にダイレクトに伝わりにくい面もある
◆薬剤師の立場を代弁できる国会議員を再び国政に送り出せるか、あるいは議席を失ってしまうか。全ては残り3カ月間に、薬剤師一人ひとりがどう行動するかにかかっている。
薬剤師の声を届けるには
2007年04月27日 (金)
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