バイオ企業として始動
米アボットから分社化し、新薬事業に特化したアッヴィ社が1月に誕生した。日本法人のゲーリー・エム・ワイナー社長兼CEOは、本紙の取材に対し、「アボットが培ってきた125年の歴史をもとに、日本で新たなバイオ企業を目指していきたい」との抱負を語った。今後、治療満足度が低い疾患領域を中心に経営資源を集中し、2020年に売上高10億ドルを目指す。
アボットは1月、既存の医薬品事業を分割し、ブランドジェネリック医薬品や診断機器、診断薬、栄養剤を扱うメディカルプロダクト企業を「アボット」、新薬の開発や販売を行う研究開発型の製薬企業「アッヴィ」の2社に分社化した。
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