栄研化学は8月下旬に、移動式ディスクリート方式臨床化学自動分析装置・便潜血測定装置「OCセンサーR70」を日本で発売し、9月以降、EUおよびその他の国・地域で順次発売する予定にしている。
同装置は、便潜血検査を中心とした糞便検査において、高い処理能力と安定した分析性能を兼ね備えている。処理能力はHb単独測定時で320 テスト/時間、検体架設数は最大200検体、ヘモグロビン(Hb)測定時の試薬架設数は最大1440テスト分(360テスト×4セット)に対応している。
また、高度な温度管理技術と各種自動化機能により、日常検査業務の作業負担を軽減し、測定結果の安定性と信頼性の向上が図られている。
さらに、自動希釈再検機能では10倍~400倍まで希釈倍率を選択でき、項目追加や緊急検体などの柔軟な検査ニーズにも対応することができる。
わが国の大腸がんによる死亡者数は、年々増加を続けている。糞便中Hbを測定する免疫便潜血検査は、大腸がん検診において広く用いられている検査法で、同社は同装置を通じ、検査現場の効率化と大腸がん検診のさらなる普及に取り組んでいく。
なお、同装置の発売に際して、R70専用の糞便中ヘモグロビン測定試薬剤型を発売する。今後も同社、便潜血検査および関連する糞便検査領域において、製品 情報提供の充実に取り組んでいく。




















