新発売した「コーラックファースト」
大正製薬は、便秘薬「コーラックブランド」の新製品として、初めての人にも適した「コーラックファースト」(第2類医薬品)を、17日に新発売した。当初は1錠から、少しずつ量を調整できる便秘薬となっている。初年度目標額(発売日より1年間の出荷額)は4億円としている。
「コーラックファースト」は、1錠当たりの有効成分「ビサコジル」をコーラックIIの半量(2・5mg)とした。これにより少ない量から始められ、自分に合った適切な量で服用することができる。
有効成分の「ビサコジル」は、大腸を直接刺激してぜん動運動を促進する。同じく有効成分の「DSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)」が、硬くなった便に水分を浸透させて軟らかくする。
また、5層コートの「コーラックファースト」は、有効成分が胃で溶けず、小腸下部から大腸上部で溶けるドラッグデリバリーシステムを採用。腸でしっかり効き目を発揮する。
パッケージに関しては、初めて便秘薬を使う人が最も多い年代である10代後半から20代前半の女性が手に取りやすいよう、可愛らしいデザインでコンパクトサイズとした。税込み希望小売価格は、20錠525円、40錠840円。