厚生労働省が1日にまとめた2013年第4週(1月21~27日)のインフルエンザ発生状況によると、定点当たり報告数は36・44となり、今週も大幅な増加となった。今シーズンの報告数は昨年43週以降、増加が続いており、第3週の報告数は22・58だった。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約214万人で、5~9歳約35万人(16・4%)、10~14歳約30万人(14・0%)、30代約26万人(12・1%)、0~4歳約25万人(11・7%)、40代約23万人(10・7%)、20代約20万人(9・3%)の順となっている。
都道府県別では新潟県(53・81)、千葉県(53・22)、長崎県(50・91)、埼玉県(49・53)、愛知県(46・65)、福岡県(45・74 )、福島県(45・41)、神奈川県(41・69)、東京都(41・29)、茨城県(41・25)、愛媛県( 40 ・46)の順となっており、第2週、第3週に続いて第4週も全ての都道府県で前週の報告数よりも増加した。
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