◆先週金曜に閣議決定された「日本再興戦略」。この中で、これまで再三の議論を重ねてきた一般薬のネット販売を認めるという方向生が示されるなど、一定の政治的決着をつけた格好だ
◆スイッチ直後品目や劇薬指定品目の取り扱いは、専門家によって検討し、秋ごろまでに結論を出すことになった。いずれにしても一般薬のネット販売の是非は購入者個々人の感覚に委ねられることになっていくのだろうか
◆他方、同戦略の『国民の「健康寿命」の延伸』の中で、予防・健康管理の推進に関する新たな仕組みづくりを明記。地域に密着した健康情報の拠点として一般薬等を含めた健康相談等、セルフメディケーション推進のために薬局・薬剤師の活用推進が盛り込まれた
◆一般薬の流通だけ捉えれば相矛盾する内容のようにも思える。今後、これら方針をどのように具体的に薬局・薬剤師に落とし込んでいくのか、政策運営も注目されるところだ。一方で、薬局・薬剤師のあり方自体も従来と同じ方法論では通用しない、そんな変化の胎動も聞こえる。
具体的な政策運営は
2013年06月19日 (水)
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