厚生労働省は27日付で、新薬12成分25品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が6成分18品目、注射薬が5成分5品目、外用薬が1成分2品目。2成分に原価計算方式を適用した。中外製薬が有用性加算の適用を希望し不服意見を出した乳癌治療薬「パージェタ」には、薬価算定組織が5%の有用性加算を認めた。中央社会保険医療協議会総会が21日に了承した。
▽イーケプラドライシロップ50%(ユーシービージャパン)=レベチラセタムを有効成分とする抗てんかん薬。他の抗てんかん薬で十分な効果が認められない患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法に用いる。新たに小児用剤形としてドライシロップを追加した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。