ロート製薬の2014年3月期中間連結決算は、売上高645億9000万円(前年同期比9・9%増)、営業利益74億1400万円(31・7%増)、経常利益77億4900万円(30・4%増)、中間純利益は45億2300万円(31・2%増)と増収増益で、上期ベースでは過去最高の売上高、利益を達成した。単体については売上高が順調に推移したこと、費用の効率的活用に努め、広告費の一部が下期に繰り延べになったことで経常利益、中間純利益が当初予想を上回り、連結でもアジアをはじめとする海外の売上が順調に推移したことで、利益面を大きく上方修正することとなった。
製品別売上高は、アイケア関連は国内でアルガードブランドが減収となったが、アジアで目薬が堅調に推移し、2・5%増の126億4200万円。スキンケア関連は、「メンソレータムザラプロ」や「メンソレータムへパソフト」などの医薬品スキンケアの新製品が好調に推移。さらにアジアで、男性用化粧品「メンソレータムメン」、日やけ止め「サンプレイ」などが好調で、14・7%増の422億2500万円。内服・食品関連では、漢方薬「和漢箋」シリーズの好調で、5・4%増の80億5700万円となった。
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