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◆「明治ブルガリアヨーグルト」が17日に発売40周年を迎えた。１９７３年の発売以来、40年の歴史の中で、多くの人が口にした経験のある定番中の定番とも言えるヨーグルトだ
◆しかし、明治ブルガリアヨーグルトが発売開始された当時のヨーグルトといえば、発酵乳に砂糖や香料を加え、寒天やゼリーで固めたものがほとんどだったそうだ。そこに無添加で酸味の効いた本場のヨーグルトを発売したわけだが、“酸っぱすぎる”などの理由から市場定着までには多くの苦労があったようだ
◆より美味しい味を求めた菌株のセレクト、新たな発酵方法の採用など、様々な研究や提案を経て、明治ブルガリアヨーグルトは進化を続けてきた。現在では、子供から高齢者まで幅広い世代に受け入れられる商品となっている
◆定番となったが故に消費者から求められるものも多いだろう。だが、明治では現在でも乳酸菌研究などをはじめとした日々の研究を怠っていない。50周年、１００周年を見据え、今後もヨーグルト市場を牽引していくことを期待したい。